ペットバディ > ペット図鑑-犬種 >アメリカン・コッカー・スパニエル
■原産地
アメリカ合衆国
■用途
フラッシング・ドッグ、コンパニオン
■沿革
1620年、メイフラワー号でアメリカへ最初の移民がやってきたとき2頭の犬を連れていたが、その1頭がコッカー・スパニエルだったといわれている。その後も移民が到着するたびにコッカー・スパニエルがアメリカへもたらされた。その中にマールボロー系のスパニエルが含まれており、この系統の犬は小柄で頭部が丸く、マズルが短く、大部分が愛玩用として飼育され、猟用のスパニエルとタイプがちがっていた。これが後にアメリカン・コッカー・スパニエルの誕生の背景となっている。
しかしアメリカでショーが始まった1870年代から1945年まで、このタイプの犬とイングリッシュ・コッカー・スパニエルがコッカー・スパニエルとして審査をされていた。この年アメリカン・ケネル・クラブはイングリッシュ・コッカーは別犬種であると宣言し、展覧会でも別区分とした。またディズニー・プロダクションが制作した映画『わんわん物語』でアメリカン・コッカー・スパニエルが主人公となったことから、世界中に知られるようになった。わが国では昭和 30年代から人気犬種となり現在に至っている。
■一般外貌
アメリカン・コッカー・スパニエルは鳥猟犬種の中で最も小型の犬種である。しっかりした、コンパクトなボディであり、見事に彫りが深く洗練された頭部をもち、理想的なサイズで全体として完全にバランスがとれている。真っ直ぐな前脚の上に肩があり、トップラインは力強く筋肉質で、程よい角度の後躯へ向かってわずかに傾斜する。相当なスピードと卓越した耐久力を兼ね備えている。とりわけ自由で、快活で、健全でなければならず、全体的バランスがよく、活動する時は作業に対して熱心である。長所と欠点のはっきりした犬よりも全体的にバランスがとれた犬の方がより望ましい。 ■毛色
全くのホワイトで、オレンジの丸みを帯びたスポットが見られるが、マントルにはならない。これらのスポットは、通常、皮膚に見られるブラックのスポットに重なっている。耳に見られるオレンジのティッキングは、この犬種の大きな特徴である。
■習性・性格
穏やかな気質で、臆病ではない。
■サイズ
理想的な体高は牡で38.1cm、牝で35.6cmである。これより1.25cm上下してもよい。牡で39.4cm、牝で36.8cmを上回る場合、失格となる。牡で36.8cm、牝で34.3cmを下回る場合、ペナルティが課される。